基本情報 |
■ 学歴
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(学位取得)
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法政大学 博士(政治学)
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2. |
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法政大学大学院 政治学研究科 政治学専攻 博士課程修了
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■ 専門分野
1.
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(教育)政治学 (研究)西洋政治思想史、政治理論 社会科教育と政治学、 例外状態論
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■ 教育・研究紹介
研究者としては、専門であるイタリア政治思想史および西洋政治思想史・政治理論一般に関する研究を深め、教育大学教員としては、単なる初等・中等教育教諭を養成するのみならず、知識人の一員、科学や哲学の普及者としての初等・中等教育教員の養成という点にも力を入れたいと考えています。 民主主義社会とは、少なくともすべての人間が指導者たりうることを前提として成立するものです。その中で、政治的選択の主体たる人間を養成することは、社会科、特に公民科教員に課せられた重要な役割の一つと言えます。
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研究活動 |
■ 最近の研究課題・キーワード
政治学, 社会学 (キーワード:政治学、知識人と教育、ヘゲモニー、例外状態)
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■ 著書・論文歴
1.
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著書
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境界線の法と政治 35頁 (共著) 2016/03
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2.
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著書
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『市民社会と立憲主義』 25頁 (共著) 2012/03
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3.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(1)」(2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 107(1),95-160頁 (単著) 2009/09
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4.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(2)」(2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 107(2),95-157頁 (単著) 2009/09
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5.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(3)」 (2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 107(3),75-136頁 (単著) 2010/01
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6.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(4)」 (2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 107(4),141-194頁 (単著) 2010/02
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7.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(5)」 (2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 108(2),25-68頁 (単著) 2010/09
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8.
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論文
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「イタリア政治思想における『知識人』と『エリート』(6)」 (2008年度に法政大学に提出した博士学位論文『イタリア政治思想における「知識人」と「エリート」~アントニオ・グラムシを中心として~』を加筆修正し連載投稿したもの) 『法学志林』 108(3),31-86頁 (単著) 2011/02
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9.
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論文
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政府からの中立?政治的中立? 季論21 第34号 175-180頁 (単著) 2016/10
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10.
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論文
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例外状態を内包する近代市民社会 福岡教育大学紀要 (第65号第2分冊),21-33頁 (単著) 2016/02
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11.
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論文
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例外状態と民主主義 福岡教育大学紀要 (第63号第2分冊),49-58頁 (単著) 2014/02
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12.
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論文
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人間、必要、政治 福岡教育大学紀要 (72号 第2分冊),1-17頁 (単著) 2023/03
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13.
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論文
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特権から自由への発展についての考察~アレントの賤民論とグラムシのサバルタン論の関連と差異を中心に~ (71号 2分冊),37-52頁 (単著) 2022/03
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14.
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論文
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「伝統」をいかに教育するか~政治学的視点から 福岡教育大学紀要 (70 第2分冊),11-29頁 (単著) 2021/03
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15.
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論文
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「伝統」の意味について~伝統と非-伝統 福岡教育大学紀要 (69号第2分冊),21-32頁 (単著) 2020/03
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16.
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論文
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公共性、官僚制そして伝統 法学志林 116(1),1-20頁 (単著) 2019/01
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17.
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論文
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自由における市民社会の重要性(倉科岳志『イタリア・ファシズムを生きた思想家たち―クローチェと批判的継承者』岩波書店、2017年) (18) (単著) 2018/05
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18.
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論文
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「安全」あるいは「必然」に対抗する政治―ポピュリズム、内戦、そしてヘゲモニー 唯物論 (91),45-60頁 (単著) 2017/11
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19.
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論文
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政治学および政治教育における「対立=敵対」概念の重要性 福岡教育大学紀要 (第64号第2分冊),55-66頁 (単著) 2015/02
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20.
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論文
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家庭科教育における政治学的知識の重要性 福岡教育大学紀要 (第63号第6分冊),1-8頁 (単著) 2014/02
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21.
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論文
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学校教育における「政治的中立」はありうるか 季論21 (22),145-160頁 (単著) 2013/10
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22.
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論文
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社会科教育の接点としての政治学 『教育実践研究』 (21),15-22頁 (単著) 2013/03
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23.
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論文
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危機とカエサル主義あるいはボナパルティズム 『唯物論』 (86),57-70頁 (単著) 2012/11
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24.
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論文
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例外状態を内包する近代市民社会 福岡教育大学紀要 (65),21-33頁 (単著) 2012/02
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25.
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論文
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グラムシと新自由主義-「自由競争」は存在するか? 『季報 唯物論研究』 (115),87-97頁 (単著) 2011/03
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26.
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論文
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鈴木富久『グラムシ「獄中ノート」研究―思想と学問の新地平を求めて』(大月書店、2010年) 『季論21』 (11),203-206頁 (単著) 2011/01
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27.
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論文
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日本におけるグラムシ研究文献目録(1997年後半~2010年初頭) 『中央大学社会科学研究所年報』 (14),61-87頁 (共著) 2010/07
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28.
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論文
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松田博『グラムシ思想の探求-ヘゲモニー・陣地戦・サバルタン』(新泉社、2007年12月) 『歴史評論』 (706),105-109頁 (単著) 2009/02
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29.
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論文
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「グラムシとリベラル・デモクラシー」 『唯物論』 (82),72-85頁 (単著) 2008/12
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30.
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論文
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「マルチチュードは『代表=表象』されうるか」 『季刊 現代の理論』 (08夏号(vol.16)),152-164頁 (単著) 2008/07
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31.
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論文
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「グラムシと『国民的―人民的(nazionale-popolare)』概念」 『政治をめぐって』 (27),1-21頁 (単著) 2008/03
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32.
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論文
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『アントニオ・ネグリとその思想圏』 『政治をめぐって』 (23),1-21頁 (単著) 2004/03
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33.
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論文
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「市民社会に関する一考察」 『政治をめぐって』 (21),99-115頁 (単著) 2002/03
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■ 学会発表
1. |
2016/10 |
近代のアポリア――例外状態、単一性、複数性(日本政治学会2016年度研究大会)
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2. |
2016/05 |
代表制政治システムにおける例外状態の内包性と必然性(政治思想学会)
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3. |
2015/11 |
社会主義と人権、あるいは非西欧世界と人権ー「人権」概念の歴史性によせて(社会思想史学会)
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4. |
2014/10 |
例外状態と市民社会(日本政治学会)
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5. |
2013/10 |
グラムシ・ヘゲモニー論における教育論(社会思想史学会)
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6. |
2007/05 |
「知識人」と「エリート」その差異と関連性(政治思想学会)
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7. |
2005/09 |
イタリアのレジスタンス―その思想と潮流―(基礎経済科学研究所)
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■ 所属学会
1.
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2012~
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九州大学政治研究会
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2.
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2011~
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日本政治学会
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3.
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2003~
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社会思想史学会
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4.
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2001~
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政治思想学会
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教育活動 |
■ 授業科目
1. |
小専社会
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2. |
情報機器の操作
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3. |
政治と人間
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4. |
政治学概論
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5. |
政治学演習A
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6. |
政治学演習B
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7. |
政治学講義
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8. |
政治思想史
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■ 卒業研究・修士論文等指導実績
1.
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2022
全体主義における教育
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2.
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2022
大衆社会における市民の在り方について
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3.
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2021
学級におけるルールづくり~法教育との関連から
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4.
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2021
教育格差に関する研究~その原因と影響について
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5.
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2020
日本における政治意識~国政選挙の分析から
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6.
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2018
日本における沖縄の政治的位置について
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7.
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2017
ハンナ・アレントにおける政治概念の再考―政治的生活の復興―
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8.
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2016
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9.
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2016
批判的精神を育てるシティズンシップ教育
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10.
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2014
シティズンシップと教育
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11.
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2014
ロールズ「正義論」とその批判
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12.
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2014
多文化交差社会における外国人の政治的地位
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13.
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2014
正義論の源流~その変遷と現代的意義~
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14.
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2014
民主主義政治におけるデモ活動の意義
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社会活動 |
■ 公開講座等
1.
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2019
人権概念の歴史~思想史的観点から
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2.
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2018
人権概念の歴史~思想史的観点から
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■ 講演・講義・研究会等実績
1.
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2016
シティズンシップ教育・国際セミナー ジェフリー・ヒンクリフ『自由と教育』を解剖する
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その他 |
■ メールアドレス
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