教員総覧 - 川口　俊明

日本の教育機会の不平等や，学校教育の効果について調査をしています。現在は，PISAやTIMSSあるいは全国学力・学習状況調査の分析や小中学校での参与観察調査などを行っています。学部・大学院の授業では，教育社会学の知識を習得するだけでなく，レポートの書き方や情報の調べ方など，基本的な学習スキルを徹底するように心がけています。

研究活動

■ 最近の研究課題・キーワード

教育社会学, 教育学　（キーワード：学校教育の効果、学力、学力調査、教育と不平等）

■ 著書・論文歴

1.	著書	教育格差の診断書（共著） 2022/03
2.	著書	学力問題の動向現代社会と教育（アクティベート教育学03）（共著） 2021/10
3.	著書	全国学テは問題だらけ教育論の新常識（共著） 2021/09
4.	著書	全国学力テストはなぜ失敗したのか（単著） 2020/09
5.	著書	日本と世界の学力格差（シリーズ学力格差1）（共著） 2019/12
6.	著書	混合研究法教育社会学辞典 236-237頁（共著） 2018
7.	著書	マインド・ザ・ギャップ（共著） 2016/04
8.	著書	学力政策の比較社会学（国際偏）（共著） 2012/04
9.	著書	学力政策の比較社会学（国内編） 109-127頁（共著） 2012/03
10.	著書	「教育社会学」への招待 16頁（共著） 2010/04
11.	著書	「力のある学校」の探求 107122233248頁（共著） 2009/05
12.	著書	特別活動の探求 116128頁（共著） 2007/02
13.	論文	オンラインを活用した保護者調査の可能性と課題福岡教育大学紀要 72,85-94頁（単著） 2023/03
14.	論文	小中学校パネルデータの構築と課題 71,89-98頁（単著） 2022/03
15.	論文	教育行政が有するデータを利用したパネルデータの設計と分析福岡教育大学紀要 70,19-27頁（単著） 2021/03
16.	論文	多重対応分析による子育て空間の分析ー学校教育に関わる活動に着目して家族社会学研究 32(2),156-168頁（単著） 2020/10
17.	論文	学力調査の政治教育社会学研究 106,55-76頁（単著） 2020/05
18.	論文	教育行政が有するデータを利用した教育格差の実態把握福岡教育大学紀要 69,17-25頁（単著） 2020/03
19.	論文	項目反応理論と潜在クラス成長分析による自治体学力調査の再分析ー算数・数学の学力格差とその変容ー日本テスト学会誌 15,121-134頁（共著） 2019/06
20.	論文	日本の学力研究の動向福岡教育大学紀要 68,1-11頁（単著） 2019/03
21.	論文	文部科学省の全国学力・学習状況調査の意義と問題点社会と調査 21,29-36頁（単著） 2018/09
22.	論文	Rを利用したPISAの分析福岡教育大学紀要 67(4),1-14頁（単著） 2018/02
23.	論文	自治体学力調査の再分析福岡教育大学紀要 66,1-13頁（共著） 2017/02
24.	論文	テストをめぐる学際的検討－教育方法学・教育心理学・教育社会学の対話福岡教育大学紀要（共著） 2016/02
25.	論文	教育学は貧困にどう向き合うかー量的調査の立場から九州教育学会紀要（単著） 2015/08
26.	論文	項目反応理論による学力調査の再分析福岡教育大学紀要（単著） 2015/02
27.	論文	国際学力調査からみる日本の学力の変化福岡教育大学紀要（単著） 2014/02
28.	論文	学力テストからみる公立と私立福岡教育大学紀要（単著） 2013/02
29.	論文	PISA調査の設計および分析方法について福岡教育大学紀要（単著） 2012/02
30.	論文	教育学における混合研究法の可能性教育学研究 78(4) （単著） 2011/12
31.	論文	日本の学力研究の現状と課題日本労働研究雑誌 614 （単著） 2011/09
32.	論文	保護者の階層と学校文化ー教室の中の不平等ー福岡教育大学紀要 (60) （単著） 2011/03
33.	論文	マルチレベルモデルを用いた「効果的な学校」の探求福岡教育大学紀要 (第５９号第４分冊) （単著） 2010/03
34.	論文	日本における「学校教育の効果」に関する研究の展開と課題大阪大学大学院人間科学紀要 36 （単著） 2010/03
35.	論文	マルチレベルモデルを用いた「学校の効果」の分析-「効果的な学校」に社会的不平等の救済はできるのか- 教育社会学研究第84集（単著） 2009/05
36.	論文	階層線形モデルによる学校効果へのアプローチ教育文化学年報 (3) （単著） 2008/03
37.	論文	学力格差を縮小する学校-「効果のある学校」の経年分析に向けて- 教育社会学研究第80集（共著） 2007/03
38.	論文	学校背景と学力-「効果のある学校」研究への示唆- 教育文化学年報 (3) （単著） 2007/03
39.	論文	「効果のある学校」をさがす大阪大学教育学年報 (11) （単著） 2006/03
40.	論文	「効果のある学校」論の検討-欧米の学校効果研究を中心に- 教育文化学年報 (1) （単著） 2006/03
41.	論文	学力格差と「学校の効果」-小学校の学力テストの分析から- 教育学研究 73(4) （単著） 2006/03
42.	その他	〈学力調査から考える〉日本の教育は時代遅れなのか？世界（単著） 2023/03
43.	その他	教育データの利活用を進めるために何が重要なのかー先進的な取り組みを行う教育長へのインタビューから見える「コツ」と課題 Synodos （単著） 2023/01
44.	その他	子どもの貧困と教育格差の現状と課題クレスコ 258,14-19頁（単著） 2022/09
45.	その他	「肝心なことがわからない」学力調査、専門家が憂う“あまりに課題が大きい”現実現代ビジネス（単著） 2022/03
46.	その他	全国学力テストはどこへ向かうのか Synodos （単著） 2021/11
47.	その他	「日本の学力調査は世界の“30年遅れ”」、専門家が言い切る“深刻なワケ”…！現代ビジネス（単著） 2021/04
48.	その他	日本の「全国学力テスト」は失敗…？専門家が指摘する“知られざる”実態現代ビジネス（単著） 2021/03
49.	その他	全国的な学力調査のCBT化最新教育同校2021 62-65頁（共著） 2021/01
50.	その他	教育格差にどう立ち向かうか最新教育同校2021 210-213頁（共著） 2021/01
51.	その他	学テの再検証とCBT化の行方教育新聞（単著） 2020/11
52.	その他	全国学力テストの失敗は日本社会の縮図であるー専門性軽視が生み出した学力調査の問題点 SYNODOS 2020/10
53.	その他	国は目先ではなく、10年先を考えよ　問題点だらけの全国学力テスト中央公論 133(11),162-169頁（単著） 2019/11
54.	その他	全国学力調査と教員評価教職研究 556,89-91頁（単著） 2018/12
55.	その他	PISAから私たちは何を学べるのか？ー「学力調査の設計」という視点から SYNODOS （単著） 2018/10
56.	その他	「日本の子どもは知識があるが、応用力がない」というのは本当なのか？ 2018/06
57.	その他	国際的な学力調査とどう向き合うか？学校運営 683,10-13頁（単著） 2018/06
58.	その他	学力調査をとおした「統制」を論じるだけでなく教育 862,36-45頁（単著） 2017/11
5件表示
全件表示(58件)

■ 所属学会

1.	2018～	日本テスト学会
2.	2018～	日本家族社会学会
3.	2005～	日本教育学会
4.	2004～	日本教育社会学会

社会活動

■ 審議会・委員会等の実績

1.	2022 全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ
2.	2022 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議
3.	2022 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
4.	2021 全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ
5.	2021 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議
6.	2021 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
7.	2020 全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ
8.	2020 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議
9.	2020 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
10.	2019 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議
11.	2019 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
12.	2018 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
13.	2017 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
14.	2016 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
15.	2015 文部科学省　全国的な学力調査に関する専門家会議　分析・活用等ワーキンググループ
5件表示
全件表示(15件)

その他

■ メールアドレス