カワカミ ケンタロウ
  川上 健太郎
   所属   福岡教育大学  教育学部 音楽教育研究ユニット
   職種   講師
期間 2014/04/19
名称 1919 Concert フルート ジョイント・リサイタル
区分 演奏会
単独共同区分 共同(ジョイントコンサート等)
開催場所 渋谷l’atelier
出場形態 選手
発表者・共同発表者等 川上健太郎・谷田圭菜子・中迫千絢・福島さゆり・河合雪乃
発表・展示等 (分担) フルートの伴奏とピアノ・ソロを演奏。 共演者:谷田圭菜好、中迫千絢、福島さゆり、河合雪乃 (演奏曲) 〈一部〉 G.フォーレ:ファンタジー Op.79 C.サン=サーンス:ロマンス Op.37 J.イベール:小品 G.ショッカー:エアボーン S.プロコフィエフ:フルートソナタ Op.94より 第1楽章 Moderato 第4楽章 Allegro con brio 〈二部〉 W.A.モーツァルト:「魔笛」による二重奏 F.ショパン:エチュード作品25より 第3番 ヘ長調 F.ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調 作品35より第2楽章 Scherzo 石毛里佳:碧い月の神話 第1楽章 Allegro 第2楽章 Allegretto 第3楽章 Rubato-Vivace W.A.モーツァルト:「ああ!お母さん聞いてよ」による変奏曲(キラキラ星変奏曲) (説明) フルート奏者と共演する際、留意しなければならないことの一つとして、フルートという楽器の音色の特性を知ることが挙げられる。高音域はよく響く楽器であるが、中音域は、ピアノの伴奏の音にかき消されてしまう恐れがあるため、フルートとピアノそれぞれが独立しつつも調和のとれた響きを創出することを目指した。従来、フルート奏者と共演する際には、ピアノが響きすぎないようにピアノの蓋を半開にすることが慣例である。しかし、本演奏会では、ピアノの蓋を全開にすることで、フルート自身の音色をより共鳴させることをねらいとした。それにより、ピアノの音も従来通りに演奏してしまうと、フルートの響きを邪魔してしまうため、フルートとの響きのバランスを留意することで、ピアノの響きのコントロールをすることに成功した。 又、ピアノ・ソロではショパンの「エチュード」において、軽妙洒脱でユーモラスな表現を試み、「ソナタ」では、破滅的で悪魔的な部分と平穏な部分という対極の場面を弾き分けた。