アリモト コウイチ
有元 康一 所属 福岡教育大学 大学院教育学研究科 教職実践研究ユニット 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 教育課題を主題とした高等学校総合的な探究の時間における取組―地域連携と数学教育の事例を通して― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 福岡教育大学紀要第4分冊教職科編 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (74),125-135頁 |
総ページ数 | 11 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 有元康一,林瑞樹 |
概要 | 本論文では,現代社会における教育の課題を主題として設定し,高等学校の総合的な探究の時間に実施した社会人講演会について,総合的な探究の時間の趣旨の観点から考察する。講演では,まず近年法制化された小中一貫教育について解説し,次に地域連携に関連して,講演校の所在する福岡県飯塚市及び著者の研究室における取組について紹介した。その後,学校教育において重視されている「主体的・対話的で深い学び」に関連して,数学教育の観点から「15 パズル」や「数取りゲーム」について解説した。本講演では,講演前に受講者からの質問を得て,それに答える形で講演内容を構成し,また,講演内容を踏まえて受講者が取り組む探究課題を設定した。さらに,講演校が所在する飯塚市が目指している教育の話題や,我が国の数学教育において重視されている話題を講演内容に取り入れた。これらのことにより,本講演が総合的な探究の時間の趣旨に沿った上で,講演実施校や受講者の要望に応じ,設定した主題に沿った講演の一例となり得ることを指摘した。最後に,本講演の課題として,講演校における社会人講演会の趣旨を踏まえ,社会人の講演を通して社会の仕組みや動きを学ぶという目的を達成させることを指摘した。 |
researchmap用URL | https://researchmap.jp/arimotok/misc/49997230 |