トヨシマ ケイジ
Toyoshima Keiji
豊嶌 啓司 所属 福岡教育大学 教育学部 社会科教育研究ユニット 職種 再雇用教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/06 |
形態種別 | 学術論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 社会科学習の自律化はいかに可能か − 形成的アセスメントを手がかりに − |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 社会系教科教育学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 社会系教科教育学会 |
巻・号・頁 | (2),37-48頁 |
総ページ数 | 12 |
担当範囲 | 37-41・44-48 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 柴田康弘(福岡教育大学附属小倉中学校教諭・執筆当時) |
概要 | 本小論の目的は,形成的アセスメントをもとに,ラーニングへの社会科授業改善を試みた実践から具体的な手続きを析出することである。その際,学習者にとって「真正な学び」の課題 (真正な課題)としての文脈に,①習得すべき知識や科学 的思考を「問い」としていかに埋め込み,覚 醒させ,追究,検証し,解決に導けばよいか,②課題解決に向けて,教師-学習者間,学習者-学習者間の発話などの処遇について,教師と学習者の協働的なアセスメントがうまく機能するのは如何なる関係か,これらの実相について具体的な実践(単元「令和の〇〇体操を考案しよう!」・・・社会科歴史的分野,公民的分野における現代社会分析に端を発し,保健体育科における体つくり運動の学習との横断的構想)を通して明らかした。
加えて,構築主義学習観や質的研究への研究関心から,リアルな学びの状況に照射されるようになった昨今の教育研究においては,規範的・原理的研究から,開発的・実践的研究,あるいは実証的・経験的研究へのシフトが顕著である。この状況下での研究者と実践者の位置付けを明示した。 |