トヨシマ ケイジ
Toyoshima Keiji
豊嶌 啓司 所属 福岡教育大学 教育学部 社会科教育研究ユニット 職種 再雇用教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/04 |
形態種別 | 学術論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「社会科のアーギュメンテーション研究 − 一斉授業における教師“リヴォイシング”の社会科方略的分析 −」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育方法学研究 |
出版社・発行元 | 日本教育方法学会 |
巻・号・頁 | 36,1-12頁 |
担当範囲 | 1-12 |
著者・共著者 | 豊嶌 啓司 |
概要 | 本小論は,一斉授業の社会科実践におけるアーギュメンテーション(理由付けの主張/それら主張のやりとり)として教師と子どもの対話的な相互作用に照射し,指導計画に意図された社会認識形成を成立させるための教師処遇を「リヴォイシング(再声化)」に着目し,典型的な社会科授業原理ごとに教師の処遇すべき社会科方略としてリヴォイシングを4類型化し,特に「説明」型について,教育実習生とベテラン教師による同一授業比較分析から,その有効性を検証した。その結果,1)視座を確定するための,俯瞰,非人称化,非日常の立場/方法を提示,学問成果の活用,数値化,反証可能性の減少,2)視点を取得するための,因果2事象注視,3)視野を出力するための,因果律/概念の説明力が及ぶ範囲の限定,などが有効であることを明らかにした。 |
ISSN | 0385-9746 |