ナラザキ ノリコ
Narazaki Noriko
楢﨑 教子 所属 福岡教育大学 教育学部 保健体育研究ユニット 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文(大学、研究機関紀要) |
標題 | 一流柔道選手における競技 専門化の開始時期と期間の男女比較 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 講道館柔道科学研究会 紀要 第十八輯 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 講道館 |
巻・号・頁 | 第十八輯,55-65頁 |
総ページ数 | 11 |
著者・共著者 | 渡辺 涼子(金沢学院大学 ) |
概要 | 要旨
本研究では、2016年リオデジャネイロオリンピックに出場した一流柔道選手14名を対象に、競技専門化の開始時期およびオリンピック出場までの期間を調査し、男女間での比較検討を行った。 その結果、男子選手に比べて女子選手において競技専門化の開始時期が早いことが明らかとなった。競技専門化の開始時期は、女子選手が14.2±0.8歳、男子選手が16.3±1.4歳であり、男女間で有意差が認められた(p<0.05)。一方、競技専門化の開始時期からオリンピック出場までの期間については、女子選手が10.5±3.4年、男子選手が7.7±2.6年であり、男女間で有意差は認められなかった(p=0.103)。 これらの結果は、中学生から大学生までのジュニア選手を対象に柔道指導をする際に、同じ年齢であっても男女間で配慮すべき点が異なることを示唆していると考えられる。 |